豊か過ぎるのも問題だ

 1950年代のアメリカは今みたいに治安が悪くなく、たいていの家では外出時に鍵なんてかけなかったという。
ところが1980年代には、犯罪が日常的で、安全でなくなっていたそうだ。

 いまの日本は欧米並み、いやそれ以上の豊かな国になった。よほどのことがない限り、飢え死にすることはないだろう。しかし近年訳の解らない犯罪が増えてきている。これはどういうことなのか?

昔は犯罪者というのは劣悪な環境に置かれたために、やむなく、という場合が多かった。しかし今の日本では基本的にそういうことはない。例えば最近大学生や高校生が大麻で逮捕されているが、愉快犯であるとしか思えない。

衣食足りて礼節を知るというのは常識なのだが、恵まれているのに礼節をわきまえない事例が増えているのである。学校裏サイトなどいうものは典型的だ。

考えるに、昔から大富豪の子息は不良と相場が決まっている。小さなころから欲しいままにしてきたからだ。どうもこのほしいままが誰にでも出来るようになったことが、今まででは考えられない犯罪もしく犯罪的行為の主な原因のようである。自分の欲望を善悪の分別に照らして抑制するという、人間の社会生活の基本が崩れてきているのである。

今の日本人はあまりにぜいたくなのである。いま不況になっているが、それでもやはりぜいたくである。
日本人はもっと欲しいままに振舞う事を自由などという美名のもとに肯定するのをやめるべきだぜいたくを止め、昔の貴族が陥っていたような倒錯から脱却すべきであろう。

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この記事へのコメント

2008年12月10日 12:26
本当に・・・先進国っていうか・・・経済大国というか・・・そうなると物欲ばかりが先行するから・・・
事件を見ていても・・・自分勝手な理屈ばかり・・・
心が充足されていないというのと・・・自然に逆らっているというのとが目に見えるようです。

どこかで大手術が必要な気がします。
2008年12月10日 21:49
物欲ははてしないので、自省が必要と思います。

これはもっぱら精神上の問題と思います。

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